光ギンテック(光触媒)の抗菌対策

光ギンテックはSIAA(抗菌製品技術協議会)認定製品です。

SIAA(Society of Industrial-technology for Antimicrobial Articles:抗菌製品技術協議会)とは、抗菌製品の性能や安全性に関する基準を決めることを目的とし、1998年6月に発足した協議団体で、抗菌製品の性能や安全に関する基準は、SIAA基準に基づいて2001年にJIS化されました。光ギンテックは、「銀系無機抗菌剤」として認定されています。

抗菌性確認試験データ:細菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)の測定

SIAAの抗菌性能試験:JIS Z2801

抗菌剤の抗菌性能基準:800μg/ml以下

試験機関:(財)北里環境科学センター

試験方法:インフルエンザウィルス AO PR8 24時間接触後 HA価測定(n=3)

従来の空間観戦抗菌に加え、インフルエンザウィルスを不活性化する効果があることを証明されました。

試験菌 病原性大腸菌 MRSA 緑膿菌 VRE リステリア菌
MIC(μg/ml) 100 200 200 400 200

臨床実験データ

この実験はICU個室、歯科・小児科の室内に光触媒コーティングしたあと、実際に床の1㎡の中にいる菌の数をカウントしたも のです。グラフを見て分かるように、ICU個室での実験では、総菌数が施工前に比べ、1年6ヶ月経った後でもかなり抑えられており、小児科・歯科の実験で も、同様に除菌・抗菌の効果が発揮されています。

他の物質との対比

  防汚性 漂白性 殺菌性 消臭性 持続性 毒性・危険性
塩素 × × ×
・有機物と反応すると発ガン物質のトリハロメタンを生成する。
・塩素系物質に酸性の物質を混合すると有毒な塩素が分離しガス化して危険な状態となる。
オキシドール
(過酸化水素水)
× × ×
・高濃度のものが皮膚に付着すると痛みをともなう。
・可燃物と混合すると発火することがある。
*ただ最終的には無害な為、工業利用するには環境にやさしい。
オゾン × ×
猛毒
・地上付近に存在するオゾンは光化学スモッグなどの大気汚染の原因である。
*気体は猛毒のため、高度の濃度管理が必要。しかし水道水の殺菌には処理後に残留物が残らないため有用。
光触媒(二酸化チタン) ×
・なし
・体内に摂取した時、塩よりも毒性が少ない。

消毒用アルコールよりも効果があり、大腸菌、結核菌、インフルエンザウィルス、O157などあらゆる菌やカビ毒を死滅させます。そのため、病院、介護福祉施設の感染症対策、食品工場や厨房関連施設の食中毒対策にとても有効です。